よお兄弟!

懲役刑40年から脱却を臨む23歳の闘いの日々

生活指導地獄

 

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 私は中高一貫私立の進学校に通っていました。

■ 私 について


 

 中学3年生の頭まで秀才と呼ばれていた私は中学3年生の春に覚醒し、問題行動を起こし長続く学校の歴史でも上位に入る回数の停学を重ねていました。しかし、「排除せず、更生させる。」という教育方針により退学に及びませんでした。

ただ"更生"する手段として、生活指導という物があり生活指導部という部署のようなものが学校組織に存在しておりました。

 

■ 指導内容


 

以下をノートにビッシリと書くことが課題でした。

  1. 事件の内容を正直に事細やかに自身の感情の変化も共に書き連ねる。
  2. 自身が産まれてから今まで、してきたことを覚えてる範囲で事細やかに書く。
  3. 事件の時の感情を喜怒哀楽に分け、自身がより顕著に喜怒哀楽に至った出来事を出来れば複数、②と重複する内容でも構わないので詳しく書く。
  4. 1~3を踏まえ倫理的に間違っていると思う事を客観的視点から理由も添えて書く。
  5. 4で得た結果=自身の短所となるので、もう一度書き連ね 自分の性格の根源となるモノを言葉にし、自覚する。

 

 ■  攻略方法


 

 3の課題に果てしなさを感じた。当時、中学3年生だった私は「この人たちは、ツッコミたいんだ!」と気づきました。そこから自身のエピソードに尾ヒレをつけ"ツッコまれる"ように織り交ぜ提出しました。作戦は上手くいき「私が私を理解した」そう確信したのか1度目の停学が解けました。なんの指導にもなっていません。

 

■ 刷り込み


 

 4回の停学=指導を繰り返す中、繰り返し書いた「私」は、いつの間にか「私」のように思えてきたのです。5回目の指導が終わった頃には完全に私が「尾ヒレをつけた私」になっていました。それからは卒業まで停学にはなりませんでした。

 

■ 良かったのか?


 

 今思うと指導とは名ばかりに自己暗示を無理やりかけさせているように思えます。ただ、どうであれ結果としてそれが組織内の問題行動を減らす事に繋がったわけですから。

あながち悪くはないかもしれませんね。